こころに触れるうつ病白書

うつ病の人は時に、約束を破ってしまう事があります。そういう時はどう対応すればいいのでしょうか?

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うつ病の人と約束をする時

生真面目な人や几帳面な人、責任感が強い人、一度した約束は必ず守る人、はうつ病になりやすい傾向がある人です。

もちろん全ての人がそうだとは限りませんが、うつ病の人にとって誰かと「約束をする」という事はとてつもなくプレッシャーになります。

誰かと約束をしていて、それを当日になってドタキャンするというのもあります。

これはやむを得ない事情があっての事というケースもありますが、大抵の場合は元々だらしない性格で約束を守れない人によく見られる傾向です。

元々几帳面で、約束は必ず守るという人ですから、約束したらそれを守るのが当たり前と考えますが、ここにうつ病が入ると、約束自体がかなりのプレッシャーとなります。

一応約束を果たそうと考えるものの、当日になって体が動かない、起き上がる事も出来ない状態では、ドタキャンも仕方ないのです。

連絡をすればいいのですが、連絡すら出来ない事も珍しくありません。

単にルーズな性格の人にはここでガツンと怒ってもいいのですが、うつ病の人にはNGです。

うつ病の人と約束をする時は、「当日にならないとわからない」を前提にしておくと相手も気が楽ですし、もしドタキャンされても想定内の事なら諦めもつくでしょう。

うつ病の人と約束をする時の接し方は、その日体調が良ければどこどこに行こう、来られそうならどこどこに行こう、というように少し逃げ道を残しておくのがポイントです。

絶対に行かなければいけない、キャンセルなど許されないという約束はしない方がいいでしょう。

うつ病の人と約束をする場合は、出来ない事を前提にしておくとお互いが不快な思いをせずに済みます。

うつ病の人と約束をする場合は、時間帯にも注意しましょう。

朝は起きられない人もいますし、体が動かないという人も多いです。

午後から夕方にかけては、少しずつ調子が良くなっていくので、約束をする時間帯は午後の遅い時間から夜がいいかもしれません。

治療で薬を飲んでいると、眠くて起きていられない事もあるので、こういう場合はしばらくの間約束は控えたほうがいいでしょう。

うつ病の人は、思い詰めると衝動的に自殺をする事がありますので、「死なない約束」が大切だと言われています。

口約束で構いませんから、「あなたに死なれたら悲しいから死なないでいて欲しい」と、死なない約束をしておきましょう。

もしそれができないような場合は、入院をして管理する必要性がありますので、医師に相談する目安にもなります。

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