こころに触れるうつ病白書

家族や自分の周りの友人、同僚にうつ病の人が居る場合、どのように接したらよいのでしょうか。

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うつ病の人への接し方

うつ病は実際に経験した人にしか、その辛さや苦しみを理解する事は難しいでしょう。

自分自身をコントロールできなくなる辛さは、一緒に暮らしている家族にもなかなか理解してもらえません。

うつ病を経験した人の多くは、「誰も自分を理解してくれない」事が一番辛いと言っています。

うつ病になる原因は主にストレスですが、ストレス社会で暮らしている以上、誰もがストレスを抱えています。

ストレスを抱えている人が全員うつ病になるとは限らないため、うつ病だと知っても、怠けているとかサボりたいからだろうと、誤解や偏見の目で見られてしまうのも事実です。

家族、友人、同僚にうつ病の人が居る場合の接し方を紹介します。

うつ病を受け入れる

家族や友人がうつ病になった時、うつ病の事を理解して、それを丸ごと受け入れる事が大切です。

人により症状は異なりますが、本人が話をしたがらない時はそっとしておきましょう。

無視や放置するのではなく、遠くから見守るイメージです。

もしも何か話をしてきたら、下手に励まそうとせず、「辛かったね、大変だったね」というように共感する事が大切です。

話をする時もこちらから質問したり、頑張って早く治そうなどとプレッシャーをかけたりせずに、ただ話を聞き、共感してあげる事がポイントです。

共感をしてあげる、と言葉でいうには簡単ですが、実際共感しようとするととても難しいものです。

うつ病の型、種類によって相手の反応も様々ですから、共感だけしていて良いものかと悩んでしまうと思います。

まず相手がどういった傾向のうつ病であるかを知っておくと、ずっと相手を受け入れるという事がしやすくなると思います。

うつ病のサポートをするためにも、うつ病でお悩みの方は正しい知識を身に付けましょう。

話を聞いて、安心させて

同僚の場合は、良かれと思い「早く良くなって戻ってきてください」と言ってしまいがちですが、「早く」とか「良くなって」という言葉は焦りやプレッシャーを与えてしまうので言わない方がいいでしょう。

うつ病の治療に専念するために退職を余儀なくされた場合、穴があいたところを他の人がカバーしなければいけない事もありますが、「仕事の事は心配ないから、ゆっくりと治療に専念してください」と安心するような言葉をかけてあげてください。

家族、友人、同僚など立場は違いますが、うつ病の人が何か話をしてきた時、できる限り付き合い話を聞いてあげる事も大切です。

難しい部分もありますが、否定したり、下手に励ましたりでせず、共感する事が重要です。

うつ病の人から話をしてくれた時は、「話してくれてありがとう」、「一緒にうつ病と向き合っていこう」、「家族がついているから安心して」などの言葉をかけてあげるのがベストです。

自分がうつ病だとわかると、ショックを受ける人もいますし、病気を理由に偏見や誤解の目で見られる事を恐れる傾向があります。

そういう時は、「うつ病だからと嫌ったりしない、そばにいるから大丈夫」と安心させてあげましょう。

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